知ってて得するマナー集

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総数74件 1 2

◆表彰状

人がある活動において優秀な成績をあげ、大きな功績を残したり、他の模範となるような善行があった場合にこれを讃えて授与される賞状です。
表彰状は多くは公共性を帯びたものであり、数ある賞状類の中でも最も上位に位置づけされるものです。
したがって社会的な信頼度も高く名誉ある賞状と言えます。
永年勤続・定年退職・学会・PTA・コンテスト・無事故無違反・長寿などに使用されます.

◆感謝状

日常私達が感謝の言葉として言っていることをあらためて書状にしたものが感謝状です。
表彰状のようにかしこまらずに、公共団体から個人へ、町内会や自治会といった地域の団体からその協力者といった形で贈られます。
永年勤続・定年退職・家族・ボランティア活動 などに対して
◆賞状

元来賞状とはすべてを含んだ書状の総称です。
限られた言い方をする場合は、例えば研修会、文化活動、スポーツ大会というように、日ごろ私たちの生活にもかかわりの深い、各種イベントのようなものが対象となります。
スポーツ・競技・コンクール・学術や学会・などに多く使われす。

大勲位菊花大綬章     大勲位菊花章頸飾
    大勲位菊花大綬章          大勲位菊花章頸飾

大勲位菊花章には大勲位菊花大綬章(だいくんい きっか だいじゅしょう)と大勲位菊花章頸飾(だいくんいきっかしょうけいしょく)があり、大勲位菊花章頸飾は日本の序章の最高位にあたる

大勲位菊花大綬章は、1876年(明治9年)12月27日、日本の最高位勲章として、旭日章に次いで明治初期に制定された勲章である。
旭日大綬章または瑞宝大綬章を授与するに値する以上の功労のある者に与えられる上位勲章として桐花大綬章
が制定されているが、大勲位菊花章は更にその上位に位置します。
大日本帝国憲法時代の宮中席次では、大勲位帯勲者は内閣総理大臣などの現職高官をも上回る序列第一類に属し大勲位菊花章頸飾受章者に次ぐ第二位であった。
2003年(平成15年)11月3日に行われた栄典制度改正後も、以前と変わらず日本の最高勲章の一つとして運用されている。

菊花大綬章のデザインは、国旗である「日の丸」を象徴する赤いガラスの日章[2]を中心に、光線(旭光)放射状にが伸びるといった、旭日章をおおよそ踏襲した物であが、上下斜めの八方向に旭光が伸びる旭日章に対して、菊花章の旭光は縦横の四方向のみである。また全ての旭光部分には白色七宝で彩色が施されている。
この四方に伸びた旭光を囲むように、黄色と緑色の七宝で彩色された菊花と菊葉がそれぞれが配されており、全体的なシルエットは円形に近い

皇族および外国人受章者以外では生前授与を受けた者は、6名である。日本国憲法施行後は、外国人受章者以外では、
内閣総理大臣を長年務めた吉田茂及び佐藤栄作が没後受章している。

褒章の章状 菊の紋です 

国家が発行する賞状です。
皇居において天皇陛下が自ら手渡されるあの厳粛な叙勲です。
勲章は国家に功績ある者に対して与えられるます。
叙勲の対象となる人達とは
生涯をささげてある活動や研究に専念し著しい功績をあげるなど長い間にわたる努力が国家レベルで評価をされた人々与えられます。
したがって高齢者が多いのも特徴で、時には故人に賜られる場合もあります。
褒章は栄典制度の一つで,社会や公共のため尽くした人々に与えられる栄典です。

叙勲とは
古代日本の律令制度下では、勲功をあげた武人に対して勲一等から勲十二等までの勲位を授けることを意味した。
明治以降は、国が個人の勲功を賞して勲等に叙し、勲記(証書)、勲章を授けることをさすようになった。
近代日本の叙勲は1875年(明治8)に制定された勲等賞牌(しょうはい)の制度(太政官布告第54号)に始まり、第二次世界大戦後の
1946年(昭和21)に生存者に対する叙勲は停止されたが、1964年に再開された。
その後、2002年(平成14)8月の閣議決定「栄典制度の改革について」で、等級の簡素化とともに各勲章についていた勲一等などの
数字は廃止された。
それにより、勲等に叙すことを意味した従来の叙勲の性格は、勲章の授章にシフトすることになった。
叙勲には、毎年2回(春は4月29日、秋は11月3日)の春秋叙勲と危険業務従事者叙勲のほか、高齢者叙勲、死亡叙勲、外国人叙勲がある。
勲章の授与・伝達のうち、大勲位と各章の大綬章は宮中で授与式が行われ、天皇が親授することになっている(親授式)。
そのほかは等級に応じて宮中で内閣総理大臣が伝達したり、所管大臣が伝達したりすることになっている(伝達式)。

叙勲の種類
大勲位菊花章 (だいくんいきっかしょう)

大勲位菊花章頸飾 (だいくんいきっかしょうけいしょく)

大勲位菊花大綬章(だいくんいきっかだいじゅしょう)

桐花大綬章( とうかだいじゅしょう)

旭日章( きょくじつしょう)

旭日大綬章(きょくじつだいじゅしょう)
旭日重光章(きょくじつじゅうこうしょう)
旭日中綬章(きょくじつちゅうじゅしょう)
旭日小綬章(きょくじつしょうじゅしょう)
旭日双光章(きょくじつそうこうしょう)
旭日単光章(きょくじつたんこうしょう)

瑞宝章 (ずいほうしょう)

瑞宝大綬章(ずいほうだいじゅしょう)
瑞宝重光章(ずいほうじゅうこうしょう)
瑞宝中綬章(ずいほうちゅうじゅしょう)
瑞宝小綬章(ずいほうしょうじゅしょう)
瑞宝双光章(ずいほうそうこうしょう)
瑞宝単光章(ずいほうたんこうしょう)

文化勲章(ぶんかくんしょう)

※上記のほかに、外国人に対する儀礼叙勲等特別な場合に、女性のみに授与される勲章として、宝冠章があります。

褒章と叙勲の違いを教えてください
褒章とは、社会や公共の福祉、文化などに貢献した者を顕彰する日本の栄典の一つです。
貢献分野により、紅綬褒章、緑綬褒章、黄綬褒章、紫綬褒章、藍綬褒章、紺綬褒章の6種類があります。
叙勲勲章を受けることです。
勲章は主に国家またはその元首が個人に対し、その功績や業績を表彰するために与える栄典の一種です。
日本で勲章は、天皇の名で授与され、現在22種類の勲章があります。
菊花章、桐花章、旭日章、瑞宝章、宝冠章および文化勲章などがあります。



     
通常、文面を作成する場合は、文言の理解を高めるために「、や。の句読点」を付けるのが現在では一般化されていますが表彰状や感謝状などでは「句読点を付け ない」のが慣習になっています。
その起源は、古来より日本で用いられていた毛筆を用いる文化に発し宮中行事の「神文」や、天皇や将軍の意向や決定を伝える 「下知(命令書)」を初め、あらゆる書き物の文面において句読点を付けない慣習がありました。
文脈が理解しがたい部分に限っては「字間を一字空けたり、 改行していた」ことからきています。
明治時代に入って欧米の文化や習慣が次々と取り入れられ、あらゆる文面の書式においても欧文の句読点である 「,(カンマ)」「.(ピリド)」の導入が検討された際や、その後において日本式の(点)(丸)が統一表記が決定された際にも、表彰状や感謝状の文言に限っては本来 は表彰する相手を敬って手渡すものであり、従来付いていない句読点を改めて付けるということは相手を見下すことになって、表彰する目的からはそぐわないという 理由から、以後も従来通り句読点は付けないことにしたという経緯があったようです。

賞状用紙の周囲(縁枠)に施されている図柄は、次の3要素で構成されています。
中央上部の雲状の図柄である「雲龍」
その雲龍の左右に配図された一対の「鳳凰」
下部から左右上部へと鳳凰に向かって伸びる「桐」
鳳凰とは
賞状デザインの構成
鳳凰は、古代より近世の中国における宮中行事において用いらた、非常に尊く大変目出たいとされた四瑞(龍・亀・麒麟・鳳凰)の一つです。
聖徳の天子の兆しとして現れると伝えられる想像上の瑞鳥です。
鳳凰は、夫婦仲が大変良く一生涯を連れ添うと言われ、雄を「鳳」雌を「凰」と言い夫婦あわせて鳳凰と呼ばれています。
賞状用紙では、向かって左側の「鳳」と、右側の「凰」が向か合っている形にデザインされています。
雲竜とは

本来は雲と龍を合わせもって呼ばれますが、鳳凰と同様に四瑞の一つである龍とともに雨を呼ぶ幸運の雲でその雲についても「雲龍」と言って尊ばれています。

桐とは

桐は、原産国である中国では古来より「鳳凰が宿る尊い木」とされまた「鳳凰は朝日を浴びた桐の葉の光に目覚める」とも言い伝えられています。
その幹は色白く伸縮や割裂などのくるいが少なく、吸湿度も低いことなども合わせもっていることから尊く目出たい植物として日本に伝来し菊とともに皇室の紋章ともなり、また神文(神への誓約書)にも用いられるようになりました。


ルーツは中国の殷から秦の時代にかけての紀元前200年以上前にその時代の君主が貴族などに与えた青銅器が賞状の役割に近いものだったように思います。
青銅器は、貴族の家で祭りを行う時に酒、水、調理器具を入れた道具、または楽器(鐘)などとして作られました。
このような青銅器の蓋や、内側の部分に金文という記号のような文字を書き記し「ここに記念の品を贈与する〜」などという意味が書かれていたことから、賞状のルーツと考えられます。
その後、竹に文字を書いたものが秦の始皇帝の時代の統治制度の中で主流になり情報伝達のツールとなって行きました。
印鑑もこの時期に多く作られました。
誰がいつこれを読んだかなど、サインと日付けも記載することで明確に伝わったかが分かるようにしたのです。
賞状や認定証は、甲羅→石→金属→竹→紙 の歴史を辿ってきました。
昔中国の宮中では、皇帝が介する正式な人事発令や褒章に用いた書状や褒状の飾り縁に「鳳凰」の図柄が用いられていました。
日本の宮中行事の神文などに用いられていたものが「桐」です。
その二つが合体したものが現在の賞状用紙のデザインの起源となったようです。
宮中など一部の公式行事に 使用されていたものが、明治以降の近代に入って官公庁の正式行事に用いられ、次第に一般庶民にも使い伝えられるようになり現在に至っています。

賞状とは
一般的に賞状といっても大雑把に【賞状】【感謝状】【表彰状】があります。
さらに認定証・卒業証書などの証書・顕彰状などたくさんの種類があります。
人がある活動において優秀な成績をあげ、大きな功績を残したり、他の模範となるような善行があった場合にこれを讃えて授与される賞状です。
表彰状は多くは公共性を帯びたものであり、数ある賞状類の中でも最も上位に位置づけされるものです。
したがって社会的な信頼度も高く名誉ある賞状と言えます。
日常私達が感謝の言葉として言っていることをあらためて書状にしたものが感謝状です。
表彰状のようにかしこまらずに、公共団体から個人へ、町内会や自治会といった地域の団体からその協力者といった形で贈られます。
元来賞状とはすべてを含んだ書状の総称です。
限られた言い方をする場合は、例えば研修会、文化活動、スポーツ大会というように、日ごろ私たちの生活にもかかわりの深い、各種イベントのようなものが対象となります。

★ご祝儀袋の持参のマナー
ご祝儀袋を持参するときには祝儀袋を袱紗に包んで持っていくのが正しいマナーです。
袱紗を使わずに購入時に付いていたビニール袋に入れたり、カバンや服のポケットにそのまま入れて持って行く方が多いようですが、これはNGです。
ご祝儀を汚さないという意味でもふくさに包んで持参してください
袱紗の説明

袱紗とは、小さな風呂敷のような布のことです。
最近では、札入れのような簡易型の「金封ふくさ」といったものもあります。
慶事での正しい袱紗の包み方・入れ方

結婚式などのお祝い事でご祝儀を持参する際の、袱紗の包み方をご紹介します。
慶事では右開きになるよう包みます。
ご祝儀袋をふくさの真ん中より、やや左側にのせる
左側の角をとり真ん中へと折る
上の角と下の角をとり、かぶせる
右側を真ん中へと折り、余った部分を裏へ折り返す。
祝儀袋の渡し方

せっかく袱紗に包んだからといって、受付でそのまま渡してはいけません。
結婚式の受付では、まず受付の方に「本日はおめでとうございます」や「お招きいただきありがとうございます」など、お祝いの言葉を述べます。
持参した袱紗を開いてご祝儀袋を取り出し、両手でご祝儀袋を渡します。
結婚式などの慶事では袱紗は右側に開きます。
渡す際は、ご祝儀袋の文字を受付の方が読めるよう向きを整えて渡します。


昔は紙を敷いた台に乗せ、内容や数量、贈り主の名前などを書いた目録をつけることがしきたりでした。
しかし時代とともに目録は省略され、現代の表書きは、その習慣を簡略化して、相手に贈り物の中身を伝えるために書くようになったのです。
ご祝儀袋は上包みと中袋に分かれていています。
書き方にはそれぞれ一定のマナーがあります。
使用する筆記具は、格式の高い毛筆がマナー。
毛筆は使い慣れないという人は、筆ペンでも問題ありませんが、ボールペンは事務的に見えてしまうのでNGです。
文字色は濃い黒。
筆ペンには薄墨のものもありますが、これは弔事用ですので間違っても使わないようにご注意してください
薄墨で書くのは「涙で墨が薄くなってしまった」「急いで駆けつけたので墨をする時間がなかった」という意味があり、お祝い事には不適切です。
上包みの書き方

ご祝儀袋の表書きの上段には、「寿」「御結婚御祝」などの贈る名目を書きます。
これを「表書き」といいます。
水引の結び目の中央に、毛筆、筆ペン、黒のサインペンなどを使用し濃くはっきりと書きます。
水引の結び目の下の部分には、自分の氏名を書きます。
受け取る方の名前を書く人もいますので注意してください
夫婦で招待された場合や子供も含め一家で招待された場合は、代表して夫(世帯主)
■個人名の場合
水引きの結び目中央上段に「寿」と書きます。名前は中央下にフルネーム(姓と名)で、上段よりやや小さめに書きます。
■2名連名の場合
地位・年齢が上の人は右側。下位の人は左側の順で書きます。
■3名連名の場合
地位・年齢が上の人を右側に。左側にむけて下位の人の順で書きます。地位・年齢の関係がない場合は五十音順に。3名くらいが限度。
■グループの場合
人数が多くて連名では書けない場合は、代表者の氏名を書いた左側に「外一同」と書き添えます。4名以上で贈る場合となります。
全員の氏名は、半紙や奉書紙など別紙に書いて中包みに入れます。その際、地位・年齢が上の人を右側にし、左側に向けて下位の人の順で書きます。
地位・年齢の関係がない場合は五十音順に。
■会社名記入の場合
会社名を記入する場合は名前の右に少し小さめの字で。 同姓同名の人がいたり、先方とあまり面識がない場合に使います。
中袋の書き方

金額は中包みの表側に漢数字でかきます。
中袋に金額を記入する場合は、必ず「金○萬円」と書きます。
数字は「旧字体」で書く のが正式ですが、通常の漢数字でも良いと思います。
金額の漢数字の書き方例

一 → 壱 ニ → 弐 三 → 参 五 → 伍(五でも可)  七 → 七 八 → 八 十 → 拾 万 → 萬  円 → 圓(円でも可)


★結納・結婚関係 
豪華で派手目。松竹梅や鶴亀などめでたいの祝儀袋が使われます。
一般的に使用する「お祝い」とは違います。
最近では水引で亀や鶴をかたどってあったり、ピンクやグリーンなど、パステル調の色の袋も出てきています 。
ポケットからそのまま出してお渡しするよりも、「ふくさ」や「簡易ふくさ」等に包んでお持ちして、そこから出してお渡しした方が
失礼がありません。
結び方は「結び切り」です。
結び目を引っ張ってもほどけない結び方です。
これは、「人生に一度の慶事なので、ほどけて結びなおすことがないようにと願ったものです。
色は昔からの物としては「金,銀,赤,白」しかし最近では明るい色なら何でも使うようです。
★一般的な慶事 
紅白か金銀の水引を使用します。
何度合っても良いという意味から蝶結びの水引を使用します。
●病気見舞い
紅白の水引を結びきりにして左側に赤線の入ったものを使用するのが多いようです。
熨斗については病気を延ばすという意味からつけないところが多いようですが、見舞うということは良くなることを祈ること、つまりめでたくなるようにといのることなので熨斗もつけるところもあります。
●災害見舞い 
白無地の袋を使用します。

金額に見合った祝儀袋の選び方
このご祝儀袋ですが、水引が豪華なものから印刷されているもの、現代風にデザインされているものなど、実にたくさんの種類で迷ってしまいます。
カラフルで目立つからといって選ぶと、恥をかくことになりますから気をつけて下さい。
大事なポイントは贈る金額とのバランスです。
包む金額によって祝儀袋のグレードが変わってきます。
中に入れる金額が高くなるほど、祝儀袋も豪華なものを選びます。

ご祝儀の金額の基本
目安は、贈る側の年齢や社会的立場との関係によって決まってきます。
昔から割り切れる偶数は割れる(別れる)といって慶事には避けられており、奇数が基本です。
ただし、現在では「2」はペアと考えるようになり、2万円でも気になりません。
「8」は末広がりの意味もありOK。また10万円を贈ることもあります。
ただし「死」や「苦しむ」を連想させる4と9は絶対に避けましょう。
二人の門出をお祝いするお金なので、もちろん新札。
弔辞と違って前々からわかっていることなので、新札を用意しておくことをお忘れなく。

世間のご祝儀相場は3万円
だいたい身内以外は、3万円が相場となっています。
披露宴でいただく料理の単価がだいたい1〜2万円。引き出物を入れると3万円が相場です。
親戚関係は、一律に金額を贈るのではなく、普段からの付き合いの深さで決めるのがポイントです。
年齢が高くなるとご祝儀も高くなります。
30歳代、40歳代でそれなりのお給料を頂いている方と、20歳代で就職して間もない方では金額の差があって当然です。
また、同じ年代でもご結婚される方とのお付き合いの深さなどにより多少の違いも出てきます。
ただし、会社の取引先に限っては、各世代金額の変化はないようです。
年齢には関係なく、会社でのご自分の立場や状況で判断されるのでしょう。
夫婦で参列する場合のご祝儀は二人で5万円が相場当然お祝い金は二人分です。
披露宴に出席しない場合
相手との関係、ご自分の立場により、一般的な目安は3千円〜1万円ぐらいが妥当です。

---中袋---
最近はこれが付いてない格安の商品もありますが、あるものを選んでください。
中袋には裏面の左側下部に縦書きで、入れた金額を漢数字で書きます(金、伍萬円也 とか)。
ご自分の郵便番号、住所、お名前を書いておきましょう。
これは、先方様が整理するときに中袋だけにされてしまうことが多いからです。


★祝いや心付けとして金銭などを入れるための紙袋
祝儀袋の歴史的意味
日本では古来より、人はいろいろな意味において汚れているとされています。
神社にお参りする前に、口と手を清めるのもそのため。このことからも、贈りものを直接手で持つことが、その人の汚れをそれに移してしまうことになると考えられていました。
御祝の品はできるだけ清らかなものを選び、それを真っ白の紙で包み水引を結ぶことによって、中の品は清浄なもであるという意味を込めているのです。
また、「ご祝儀」は、お祝い事をお互いに支えあい、喜びあうという意味を持っています。

熨斗袋(のしぶくろ)とは
神社で御祈祷をお受けになった際、御祈祷料をお納めになる時に使われるのが熨斗袋です。
熨斗や水引がついた袋のことです。
熨斗袋は神社以外でも、慶弔時に現金を送る際に利用されますが、祝儀・不祝儀などの種類があります。
水引の色や結び方、熨斗の有無で用途が変わってきます。
熨斗とは

祝儀袋の右上に、ひし形状の折り紙が貼られているのをよく見かけると思いますが、それが「のし」と呼ばれるものです。
のしアワビを、贈り物として添えていたことから始まります。
昔は祝い事には海産物が添えられており、特にあわびは貴重品として重宝されていました。
当時貴重な保存食であり、長寿をもたらす食べ物とされてきました。
現在では図のように簡略化され、アワビのかわりに黄色い紙が用いられるようになっています。
現金を送る際の封筒にこの熨斗がつけられるようになりました。
のしは「あわびを伸ばす」という意味から「縁を伸ばす」とされ慶事では使いますが、 弔事では使いません。
水引きとは

丁重な贈り物やお供え物をする際、包み紙を結ぶ時に使われる紙紐のことですが、本来神様にお供え物をする際の「しめ縄」が変化し、今のような形になったようです。
◆蝶結び
引っ張るとほどけて何回も結び直せることから「何度繰り返してもよい」という意味で一般の婚礼以外の慶事に使います。
出産祝い、初宮、七五三等に使用
◆結び切り
簡単にほどけないことから、使えるのは一度きりなので、挙式など何度も繰り返すのが好ましくない場合にこの袋を使います。
結婚式、快気祝い等に使用


香典とは
香典とは「香を供える」という意味に由来していますが、貴重な品を提供するという意味に解釈することもできます。
昔は葬儀となると近隣の人々に食事の振る舞いをしなければなりませんでしたが、それが多額の出費となるため、遺族は大きな負担を強いられることになりました。
その負担を村全体で助け合うために、「食料」を提供したことが、庶民にとっての香典のはじまりといわれています。
明治になって金銭香典が広まってきましたが、完全に食料から金銭へと移行したのは戦後になります。
本来、香典を出すのは葬儀の日とされていましたが、現在は通夜、葬儀・告別式いずれかに持参します。

不祝儀袋(香典袋)とは(「不祝儀」の読み方=ぶしゅうぎ)
通夜や葬式葬儀や法事などのお悔やみ・弔事際に金品を包む水引きのついた袋で、黒白などの水引を結んだ袋のことです。香典袋とも言います。
不祝儀袋については、故人の宗教によって袋自体が違います。
また表書きは宗教だけでなく、通夜、葬儀、法事という儀式の違いによって書き分ける必要があります。
失礼に当たらないよう、事前に葬儀の日時などの確認とともに、宗旨宗派の確認をしておくのがいいでしょう。
不祝儀袋の中袋には、お札の向きをそろえ、中包みを開けたら表面が見えるように包むようにします。
新札やあまり古いお札を避け、新しいものには折り目を入れるなどしておきます。
中包みには、表中央部分に金額を、裏には住所氏名を書きます。
水引は黒白、白銀、銀、白という色を用い、結び切りの形にして、忌事は二度と繰り返さないという意味を込めます。
忌事では、上包みの裏の部分は、上の部分が下の部分を覆うようにたとう折りでたたみます。


ご祝儀袋に入れるお札の向きにもマナーがあるのです。
ご祝儀袋の内袋の表とお札の(肖像画が描かれている)表を合わせ肖像画が最初に出る向きにして入れるのがマナーです。
中包みの折り方

奉書紙は裏を上にして置き、お祝い金はお札の表(肖像の面)が上になるように置きます。
お札の下側を折り上げます。
お札の大きさに合わせて、左側→右側の順で折ります。
上側をお札の幅に合わせて折りたたみ、余った分は内側に折り込みます。
折り返し部分の空きが左上にくるようにします。
祝儀袋の包み方

上のイラストのように、上の折りに対して下の折りを重ねるのが正しい折り方となります。
理由としては、結婚式などのおめでたい席では、“上を向く”という意味があるからです。
この折の重ね方を間違えると、お葬式などで渡す「不祝儀」の意味合いとなってしまうため注意が必要です。


正しいご祝儀袋の選び方

ご祝儀袋は、包む金額によって種類が異なります。
目安として、入れる金額の1/100 くらいの値段のご祝儀袋を選ぶのが好ましいとされています。
例えば、都合上3万円以下を包むような場合に、「見た目は豪華にしたい!」とご祝儀袋だけ高価なものにしてしまうのはマナー違反となります。
逆に、大きな額を包む場合には、ご祝儀袋もそれに見合った格の高いものを選びましょう。
また、ご祝儀袋には「一度結んだらほどけない」結び切り の水引き がついたものを使うのがマナー とされています。
蝶結びの水切りは「ほどいて何度でも結び直せる」ことから、結婚式ではNGです。
ご祝儀の金額相場
ご祝儀を包む金額にもマナーがあります。
割り切れない数字である「奇数」 がよしとされております。
これは、ふたりの仲が分かれないようにという意味が込められています。
1万円…結婚式に出席しない場合の相場、または未成年の子どもの相場
3万円…友人・知人、会社の同僚の場合の相場
5万円〜10万円…兄弟・姉妹、親戚などの親族の場合の相場
●子どもがいる場合のご祝儀
基本的に、未成年の子どもに関しては親が一緒にご祝儀を包む場合が多いです。
目安としては、小学生までの子どもがいる場合は1万円、中学生以上の子どもがいる場合は2万円となっています。
●欠席の場合
親戚以外の結婚式で、式自体に出席できない場合は、1万円を相場としてご祝儀を送ります。
送付方法は、現金をご祝儀袋に入れて、そのご祝儀袋をさらに現金書留の封筒に入れます。
包む金額も少ないため、ご祝儀袋もシンプルなものを選びましょう。
●出席と返信したのに欠席
招待状に出席と返信していたのに、やむを得ず欠席する場合。
式の2〜3週間前で、まだお料理や引き出物のキャンセルがきく時期であれば出席する場合の金額の半分、もしくは3分の1(一人1万円前後)を目安にした現金かお祝いの品を渡すのが一般的です。
●結婚式当日の欠席
当日急遽欠席する場合は、すでにお料理や引き出物の準備が完了したあとなので当然「包む予定の金額」のご祝儀を渡しましょう。
披露宴後、新郎新婦の新生活が落ち着いた頃に、ご祝儀とともにお詫びとお祝いをすると良いでしょう。
表書きの書き方

★1名の場合
水引の下にフルネームで名前を記入します。
この時注意すべきことは、くっきりはっきり明記し、表書きの名目(「寿」など)よりも少し小さめに書くことです。
★連名(2名)の場合
主に夫婦でご祝儀を渡す場合にはこの画像のように、ご祝儀袋の右側に夫の名前を左側に妻の名前を記入します。名字は両方につけてもかまいません。
★連名(3名)の場合
3人でご祝儀を贈りたいという場合は、目上の人の名前を右に書きます。
そのあとは、左へ順に名前を書きます。
★連名(4名以上)の場合
連名は3名が限度です。 4名以上は代表者の名前を中央に書き、その左側に「外一同」と書き添えます。
また、別紙に全員の氏名を書いて中包みに同封します。
★表書きの書く際の注意
ご祝儀袋の表書きは、毛筆や筆ペンで書きましょう。
誰でも読みやすいように、楷書体で濃くはっきりと記入します。
なお、「薄墨」の筆や、「ボールペン」「万年筆」はNGです。
名目は、すでにプリントされたご祝儀袋も多いですが、自分で書く場合には、「寿」「御祝」「御結婚御祝」等を書くのが適切です。
4文字は「死文字」と言われお祝いごとには不適切とされているため「祝御結婚」などは避けるようにしましょう。

中袋の書き方とお札の入れ方
表面:金額の数字は旧字表記にする
中袋に金額を記入する場合は、必ず「金○萬円」と書き、数字は「旧字体」で書く のが正式とされています。
新札を用意する
お祝いごとはきちんとしたフォーマルな場ですから、包むお金には必ず新札 を用います。
また、お札はすべて向きをそろえて中袋に入れます。
上記の画像のように、中袋を開いたときに、お札の表(肖像が印刷されている面)が上 になるように入れましょう。
特に結婚式は、事前に予定を知らされているものですから、早めに銀行などに行ってきちんと新札を用意しておきましょう。

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