ご祝儀袋に入れるお札の向きにもマナーがあるのです。
ご祝儀袋の内袋の表とお札の(肖像画が描かれている)表を合わせ肖像画が最初に出る向きにして入れるのがマナーです。
中包みの折り方

奉書紙は裏を上にして置き、お祝い金はお札の表(肖像の面)が上になるように置きます。
お札の下側を折り上げます。
お札の大きさに合わせて、左側→右側の順で折ります。
上側をお札の幅に合わせて折りたたみ、余った分は内側に折り込みます。
折り返し部分の空きが左上にくるようにします。
祝儀袋の包み方

上のイラストのように、上の折りに対して下の折りを重ねるのが正しい折り方となります。
理由としては、結婚式などのおめでたい席では、“上を向く”という意味があるからです。
この折の重ね方を間違えると、お葬式などで渡す「不祝儀」の意味合いとなってしまうため注意が必要です。